Anthelmintic, FIV, FeLV
駆虫や猫エイズ・猫白血病

猫の駆虫について
保護している猫達は、身元不明のため保護当初おなかに猫回虫や猫条虫がいたり、ダニなどなんらかの虫がいることが殆どです。
レボリューションやプロフェンダー・ドロンタール等の駆虫薬にて駆虫しておりますが、各個体の譲渡時期によっては完全に落ち切っていない場合もございますので、(1回目の駆虫後、次の駆虫時期は2,3週間ほど必要となるため)譲渡後は必ず動物病院にて便検査を受け、引き続き虫がいなくなるまで駆虫してあげてください。
猫エイズ(FIV)・猫白血病(FeLV)について
どちらも猫同士の感染のみになります。人間や他の動物には感染しません。陽性猫の単独飼育、猫エイズ同士、猫白血病同士であれば問題ありません。
猫エイズは、簡単には感染しませんが、陽性猫の血液を舐めたり喧嘩などで噛まれた際に感染、又は交尾で感染します。 感染力は弱いので、毛繕い・食器の共有・トイレの共有で感染する事は殆どないとされています。ストレスが少ない環境で過ごさせてあげる事で、発症せずに無感染の猫と同様に寿命を全うする子も多くいます。
猫白血病は、感染しやすいので、無感染の猫と接触する飼育は絶対にお勧めしません(無感染の子と飼育する場合は完全に部屋をわけて飼育する必要があります。トイレとお皿を共有させない。毛繕いをしあってはいけないなど注意が必要です。感染猫を触った後は手を洗う必要もあります。)発症せずに寿命を全うする子もいますが、悲しいですが少ないです。感染したばかりの場合、適切な治療を受ける事で陰性に変わる事が稀にありますが感染から4ヶ月以内に陰転しない場合は、持続感染となります。
感染している猫を飼育する場合は、同じ感染症同士で飼育するか、1匹のみでの飼育を推奨します。詳しい内容はインターネットで検索してみてください
悲しい事ではありますが、これらのハンデを受け入れて頂けるご家族がいましたら幸いです。感染している猫達も他の猫達と同様に幸せになれたら・・・と思います。
Adoption Requirements
譲渡条件

・当方が設定しておりますお申込みフォームからの譲渡希望をお願いしております。
・ペット可の住宅にお住いの方。
・同居のご家族全員が飼育に同意している事。
・最後まで責任と愛情を持って終生飼育をしてくれる方。
・適切な医療を受けさせて下さる方。
・完全室内飼育しリードを付けてのお散歩などもしない方。脱走防止対策をしていただける方。
・高齢者(60歳以上)・一人暮らしの場合は後継人が居る事。
・未成年・無職の方からのご応募はお断りさせていただきます。
・譲渡から最初の2週間(週2回程度)は写真付きで近況報告をしていただける方。その後はたまにで結構ですので近況を頂けると嬉しいです。
※自宅訪問またはお写真にて飼育環境を確認させていただきます。
※譲渡後の様子を確認させて頂くため自宅訪問させて頂く場合があります。